文様探し




2つの絵の中にある計15個の文様・模様をさがしてみよう。見つけたらクリック!(解答は一番下へ)
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1:街灯
アカンサス
多年草の植物アカンサスを図様化した文様。
アテネの彫刻家が用いたのが始まりとされている。
建築や工芸の装飾に使われることが多い。
発祥:ギリシア
時期:紀元前5世紀頃

2:カフェの窓
ウィンドウ・ペン/グラフ・チェック
単色の縦横の細い枠のラインで四角形を形づくる格子柄。
イギリスの伝統柄の一つ。
発祥:イギリス
時期:不明

3:美容院のサインポール
レジメンタル・ストライプ
イギリスの連隊(regiment)旗を模した斜めの縞模様。
陸軍が、戦場で所属連隊を見つけられるように特定の配色のストライプを連隊旗に採用した。
19世紀後半からネクタイにも使用されるようになった。
発祥:イギリス
時期:16世紀頃

4:美容院の窓
バイアス・チェック
斜めに配置した格子柄。バイアスは「斜め」という意味。
ダイアゴナル・チェックとも言う。
発祥:不明
時期:不明

5:女性の服
ボーダー
横縞の柄。18世紀後半までは、囚人・道化師の服に見られるように良くないイメージがあったが
アメリカ・フランスの国旗に使用され、自由の象徴として受け入れらるようになった。
ボーダー柄が本格的にファッションに取り入れられたのは19世紀後半頃。
発祥:不明
時期:不明

6:男性の服
タータン・チェック
経(たて)と緯(よこ)同色、同本数の多色づかいの格子柄をモチーフとしていて、
元はスコットランドの民族衣装に使われていた。
スコットランドで氏族を表す紋章や儀式用の飾り章に用いられた。
発祥:スコットランドのハイランド地方
時期:16〜17世紀

7:塀
青海波
「青海波」という雅楽の演目の衣装の柄に使われていることが名前の由来となっている。
ペルシャ・ササン朝様式のものがシルクロードを経て、飛鳥時代に日本に伝わったとされる。
“無限に広がる波のように”幸せが未来永劫続くように、“海がもたらす恩恵”から平安な暮らしへの
願いが込められている。
発祥:日本
時期:7世紀頃

8:風呂敷
唐草模様
植物の蔓(つる)を図案化した模様。古代ギリシアの遺跡の円柱に見られる草の文様が原型。
エジプトやメソポタミアから世界各地に広がり、日本にはシルクロード経由で織物や
仏教の装飾としてもたらされた。「唐草」という言葉はすでに平安時代の文献に見られ,
「中国伝来の蔓草文様」という意味でこの名前が使われた。
発祥:日本
時期:不明

9:着物の帯
市松模様
石畳、霰(あられ)、元禄模様ともいう。江戸時代(1741年)、人気歌舞伎役者の佐野川市松の袴(はかま)に
用いられていたことが名前の由来である。英語ではチェッカーという。江戸時代以前では石畳模様と
呼び分ける事があり、古墳の埴輪や正倉院の染織品などにも見られ、歴史は古い。
子孫繁栄や事業拡大など縁起の良い模様として好まれている。
2020年の東京オリンピックのエンブレムにも用いられている。
発祥:日本
時期:3世紀頃

10:バイクの荷台
雷文
直線による渦巻のような幾何学模様を繰り返した文様。中国において自然界の
驚異の象徴としての雷をモチーフにしており、魔除けの効果があるとされる伝統的な文様。
古くから陶器、漆器、金工、木彫、建築などに用いられている。能装束の地紋にもあり、
荒々しい役柄に多く使われる。一般的にはラーメン鉢の内側などによく見られる。
発祥:中国
時期:不明

11:ベスト
チマヨ
チュロと呼ばれる、毛が長い羊の毛を使って織られるチマヨ織の代表的な柄のひとつ。
幾何学的なひし形モチーフが特徴的
発祥:アメリカ チマヨ村の住民
時期:1700年頃

12:花壇
檜垣
檜の薄板を網代のように斜めに編んだ文様。帯地などに広く用いられている。
発祥:日本
時期:不明

13:バッグ
ボヘミアン
民族衣装調のスタイルの事。チェコスロバキアのボヘミア地方が名前の由来。
エスニックやエキゾチックなテイストを強く感じさせる柄や、自由な放浪民を
想像させるスタイルが多い。
発祥:チェコスロバキア
時期:不明

14:サッカーボール
亀甲
名前の通り、亀の甲羅に由来している文様。ハニカム模様とも呼ばれる。
昔から亀は長寿の象徴であり、縁起の良い吉兆文様として多用され、出雲大社の紋にも使われている。
亀甲文様には派生文様があり、亀甲つなぎ・亀甲花菱・毘沙門亀甲などが代表的である。平安時代に
有職文様として定着し、その後は陶器や着物の小紋に使われた。今でも帯締めや帯地などに使われることが多い。
発祥:日本
時期:6〜7世紀頃

15:男の子の服
カモフラージュ(迷彩柄)
緑や茶色等の自然に存在する色をモチーフとしていて、元は軍隊が風景に紛れ見えにくくする
迷彩として作られた柄。最初からフランスではファッションデザインとしても採り入れられていた。
色んな地形に合わせたカラーリングやデザインの種類がある。
発祥:フランス
時期:19世紀