The passage of time

 時間の経過をテーマにWebコンテンツ、映像、ノベルゲーム、絵本、アニメーションを制作しました。

 時間にはかたちはありませんが,パターンやリズムとして認識できます。また、何か別のものの変化としても認識されます。
 時間の経過の中で出会ったできごとや行為に、 あるいは時間経過とともに変化するものに注目し、 そこにどんな意味(情報)を見出せるかを考えました。(一部学内アクセスのみ)


snapshot 廣瀬 由梨奈

youtubeなどで流行りのGRWM(get ready with me)をパラパラ漫画で描いてみました。事前の課題で描いた、朝準備と感情の変化のグラフを参考に作りました。

朝は時間がとても早く進むため、動画の中身も急足な感じを出すために淡々と簡単に表してみました。動画の中に出てくる女の子はどこにでもいる大学生を演出したかったのでとてもオーソドックスな平均的な女の子を書いてみました。学生に限らず、誰もが[アッさ]の準備に時間がないと感じると思うので、自分の朝の準備を思い出しながら比較しながら見て欲しいなと思います。そして、この動画を通して、朝の準備の時間をマイナスでは無く気持ちよくリラックスして過ごせるように心の変化をもたらすことができればなと思います。

snapshot 堀内 祐希

この作品は、私の駄々です。 駄々をこねている子供が描いた恨み節です。 足元に転がってきた玉を拾い上げたのは自分。 その玉を大事にしようと思って、手の内に留めたのは自分。 そして、壊したのは。

人によって感じ取り方は違うと(いいなと)思います。 その玉は「壊れてしまった」のか「壊してしまった」のか。 「壊れた」のか「壊した」のか。 私の玉は私が思うに、自分で「壊してしまった」のだと思います。 それが悲しかった。 自業自得だと理解はしているのに、納得はできなかった。 なので、ひとつの発散にと作成しました。

「形あるものはいつか壊れる」
壊れてしまうのは、果たして自然になのかなんらかの要因があってなのか。 今一度考えたいと思えた作品になったと思います。

snapshot 松坂 知佳

事前の演習課題で、6時間中数分毎、その時に聴いていたゲーム音楽のスクショを記録し、さらに、その曲と実際のゲーム内の画像を合わせることで、自身の経験から、音楽は聴く人と関連する記憶や経験を思い出させる、時間の経過を記録するものだと考えました。そこから、記憶喪失中のアイドルが自身の持ち歌を歌うことで、その歌と関連する記憶や真実を思い出していく音ゲー(リズムゲー)の冒頭を作りました。

使用したソフトはUnityで、一番難しかったのは、コードの書き方や上手く動作する構造の理解でしたが、ゲーム開発未経験だった私でも簡単に作ることができました。彼女にまつわる記憶や真実を音楽から感じつつ、ゲームも楽しんでいただけたら幸いです。

snapshot 水野 舞花

スペインに旅行に行ったときに見たものを12個取り上げ、スペインのイスラム文化や歴史を背景にモーショングラフィックスとして描きました。静止画では表現することのできない、見ていて心地のいい動きやグラフィックを取り入れ、「動画」という流れのあるものにすることで時間の経過やめまぐるしさを表現しています。

文化や歴史という過去から現在までの時間の経過を感じてもらえたらと思っています。

snapshot 西垣 未来

このゲームは、左から右に進む横スクロールシューティングゲームです。 右からカラスが流れてくるので、キャラクターを動かして避けながら、ほうきから球が出るのでそれを当てて倒しつつ、時間を稼ぐゲームです。カラスにぶつかってしまうとゲームオーバーです。背景の緑のボックスがゴミ箱をイメージしていて、日常の一部である、カラスが道端にある、ゴミ箱を荒らしにくる様子を荒らしています。

「時間」がテーマなので、ゲームの経過時間をそのままスコアとしています。 操作方法はキーボードの十字キーでキャラクターを動かせます。また、スペースキーを押すと球が出ます。また、ゲームオーバになってしまっても画面をクリックすることでもう一度プレイすることができます。

snapshot 西村 歩華

体験者が時計の中心となって針を動かすことで、出題された時間を表現しよう、というゲームです。小さな子どもが遊びの感覚で、時計が読める様になることを目的として制作しました。

現実の映像に重ねてARコンテンツにすることで、より子どもに興味を持って手に取ってもらえると考えています。 また、正解不正解で子どものモチベーションを下げないために、あえて点数はつけず、終わりを設定していません。

snapshot 及川 結菜

6時間の間に撮った写真を元に、その写真を撮影した時の自分の気持ちを漢字1文字で表しました。

朝起きて太陽の光を浴びたので「日」、ベッドの上でゴロゴロ「暇」だなと思いながらも「幸」せだなと感じ、「眠」くなりました。ラーメンを食べて「美」味しいなと思いながら「吸」い、またベッドで「暇」だ「暇」だとゴロゴロしていたら予定の時間が迫っていることに気づき「焦」ります。そして、「準」備をしてお「化」粧をし、駅まで走り「疲」れ、バイト前のぼーっとしている「無」の感情と、緊張で「爆」発しそうな私の6時間です。それを可愛くカラフルにデザインし、並べたものが左の画像です。
14つの文字のシンボルはそれぞれクリックすると動きます。動いているのを見て楽しんでください。

snapshot 大槻 美森

時間の経過を感じられるようなカウントダウン機能のあるアラームのアプリケーションを制作しました。

従来のアラームでは設定した時間のみ通知しますが、この「Countdown Alarm」では設定した時間の1時間前や30分前・5分前・1分前にもカウントダウンの通知をします。 この機能によって心の準備ができるようになり、使用者のゆとりある生活をサポートします。

snapshot 田中 里奈

夏目漱石著「夢十夜」をweb サイト化したものを制作しました。

夢十夜そのもの自体夢の中で様々な時代を行き来している、つまり時間旅行をしていると解釈し、今回の「時間」というテーマにふさわしいと考えました。夢十夜の世界観を自分なりに表現し、読んで楽しい、見て楽しいweb サイトを制作することを心がけました。

snapshot 樽井 綾也佳

世界を旅するにはお金も時間もかかります。それがいつでもどこでも瞬時にでき、楽しみことができるウェブページをつくりました。

このウェブページでは世界のおもしろい家を解説と共に楽しむことができます。トップページを世界地図にし、地図上の国旗をクリックするとその国のおもしろい家が出てきます。そしてまた別の国をクリックすると、その国のおもしろい家が出てくるので、まるで世界を旅しているような気分になります。

snapshot 立原 怜奈

時間というテーマから通学時間→時刻表→電車という風に構想を練り、それをプログラムで表現しようと考えました。自分の考えを表現しやすいprocessingを用いて制作しました。

電車という構想から、電車が電車を追い越す様子をプログラミングしました。赤い四角は普通電車、赤い四角は特急電車をイメージしています。

snapshot 坪井 舞輝

物体が動いているように見えるということは、時間が経過していないと起こらないことだと考えました。よって、物が動くプログラムを作成しようと思いました。

カラフルな丸がある一定の範囲を横に動いたら逆向きに動くようになっています。また、クリックしている時だけ丸が四角になり、縦に動くようにしました。 丸の位置や色は起動するごとにランダムになるように設定しています。

snapshot 塚本 光

時間をテーマにした作品を制作するにあたり、わかりやすいアニメーションにしようと考えました。

内容はうさぎが地面を歩いている上を太陽が昇りやがて沈み、月が昇り沈んでいく、そしてまた太陽が昇るという内容です。月が三日月から満月の状態になるまでの時間(月日)の経過を表わしています。見ていて癒されるようなアニメーションを目指して、かわいらしいイラストと色使いにこだわりました。

snapshot 上北 有紗

私たちは「時間がある」とか「寿命が尽きる」とか言いますが、本当にそんなものがあるのかは分かりません。時計ではかる時間は、人間が便利に生きるために定められたもので、人間が決めたものなのでお金に換算もできます。しかし便利な反面「◯時からバイト」だとか「一日◯時間は寝るべき」とか、非常に時間を意識して生活せざるを得ません。

時間によって人間が窮屈に生活している可能性と、時間の概念から解放されたならもっと余裕を持てるのではないかという空想を、架空バーコード決済システム「LIFEPay」を用いて表現してみました。


同志社女子大学 メディア創造学科 有賀ゼミ
Last modified: Feb 2020