一方向のらせん運動…同じ大きさの円の列
複数の円が列になって、対数らせん上を運動します。動きは、ひとつ(軌跡なし)と同じで、10個の円に対し同様の動きをさせるために、10個の円のらせん上での位置を角度として覚えておく配列angleを使います。int angle[] = new int[10];setup()関数の中で、10個の円のangleの値を初期化します。最初の円angle[0]はゼロ、次の円angle[1]は-25というように、順番に25度ずつ小さい値を代入します。forループを使って、この処理を繰り返します。
for(int i=1; i<angle.length; i++){
angle[i] = angle[i-1] - 25;
}
角度の値angle[i]が負になると、exp()の計算結果は0に近づくので、10個の円は最初らせんの中心に固まっている状態になります。
円列がらせん上を動き、画面から消えた後、また中央から登場させます。その判定を
if (angle[i]>360*5) { //画面から消えるほど広がった }
とし、5重分のらせんを動いたら、中央に戻すようにしました。5という数値には意味はなく、今の画面サイズに適切な数として選んだものです。
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【リスト SpiralM1】
float angle[] = new float[10]; // 位置(角度)
float da = 5; // 角度の変化量
float x,y;
float a = 5.0; //らせんの巻き方、大きいと早く広がる
float b = 0.12; //らせんの巻き方、大きいと早く広がる
float d = 8; // 円の直径
void setup() {
size(150, 150); //描画するための画面
fill(0);
for(int i=1;i<angle.length;i++){
angle[i] = angle[i-1] - 25;
}
}
void draw() {
background(255);
for(int i=0; i<angle.length; i++){
x = a * exp(radians(angle[i])*b) * cos(radians(angle[i])) + width/2.0;
y = a * exp(radians(angle[i])*b) * sin(radians(angle[i])) + height/2.0;
ellipse(x, y, d, d);
if (angle[i]>360*5) { //画面から消えるほど広がった
angle[i]=0; // 初期化
} else {
angle[i] = angle[i] + da;
}
}
}