ビルトイン関数

eval()  |   isNaN()  |   Number()  |   parseFloat()  |   parseInt()  |   String()  |  


eval(string)

引数に指定された文字列を JavaScript のコードとして評価(解釈して実行)し、その結果を返す。
var x = 2;
eval("x + 2");  // 評価した結果は 2 となる

var a2 = 10;
xx = eval("x+" + "a" + x);  // "x+a2" が評価され、結果は 12 となる


isNaN(value)

引数value が数値でないかどうかを判断する。
数値、または数値として解釈可能な文字列であれば偽false、そうでなければ真trueを返す。NaN は Not a Number の意味。
if (isNaN(parseInt(str))) {
    alert(str + "は数値ではありません。");
}


Number(exp)

引数を数値に変換する。
引数がdateオブジェクトの場合は1970年1月1日0時0分0秒(GMT)からの秒数(ミリ秒単位)を返す。変換できない場合は特殊な値 NaN を返す。
num = Number("10") + Number("110"); // 値は 120


parseFloat(string)

引数の文字列を浮動小数点数に変換する。
num = parseFloat("1.123");  //  値は 1.123


parseInt(string [, radix])

文字列 string を整数値に変換する。小数点以下は切り捨る。
引数radix に 2, 8, 10, 16 を指定すると、引数stringを 2, 8, 10, 16進数として解釈する。
radix を省略した場合、"0x" で始まっていれば 16進数として、"0" で始まっていれば 8進数として、さもなくば 10進数として解釈します。変換に失敗した場合は特別な値 NaN を返す。
xx = parseInt("2.56");    // 値は 2
xx = parseInt("12345xyz");  // 値は 12345
xx = parseInt("xyz12345");  // 値は NaN
xx = parseInt("0xff");    // 値は 255
xx = parseInt("0123");    // 値は 83
xx = parseInt("a", 16);  // 値は 10


String(num)

引数num を文字列に変換する。123 + "" としても文字列になる。
str = String(123) + String(456); // 値は "123456" 
str = (123 + "") + (456 + "");   // 値は "123456" 

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Last modified: Oct. 2013