変数と定数

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変数

   変数は、データを保持するための「入れ物」のようなものです。 変数には名前がついていて,そこに入れた値を後で参照したり,変更したりできます。
   変数を使うには,「変数の宣言」をします。それには2つの方法があります。 変数名は,英数字,アンダースコア(_)からなる文字列で,名前の先頭は数字以外の文字にします。名前の長さは任意です。ただし、JavaScirptがキーワードとして使う文字列(予約語)は使えません。

   CやJava言語では,変数にどのようなをデータを入れるか(例えば整数か文字かオブジェクトか)をあらかじめ決めておく必要がありますが,JavaScriptにはその必要はありません。loosely typed languageです。

   変数を関数の外で宣言すると,その変数はその文書内どこででも有効なグローバル変数となります。一方変数を関数の中でで宣言すると,その変数はその関数内だけで有効なローカル変数となります。
   変数を宣言するのに,キーワードvarはつけてもつけなくてもかまいませんが,もし,グローバル変数として既に宣言されている変数xを,ローカル変数として宣言したい場合は,varをつけます。


定数

   JavaScirptで扱える値には,次のようなものがあります。

データ変換

   JavaScirptでは,変数を使うときそのデータ型を定める必要がありません。ですから,スクリプトの実行中に.必要に応じてデータの値の型が変換されます。
   次のように変数ataiに整数12を入れた後,
atai = 12;
同じ変数ataiに文字列を代入することもできます。
atai = "文字列";
  文字列と数字が+でつながれていると,数字を文字列に変更します。
atai = 12  + "が値です";
これは,変数ataiに"12が値です"を代入したのと同じ結果です。次も同じ結果になります。
x = 12;
atai = x  + "が値です";

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Last modified: Oct. 2014