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データの視覚化

ビッグデータが溢れる現在、それを読み解き、問題解決に役立てることは大切です。 さまざまな組織から公開されているデータ、あるいは自分で集めたデータを、わかりやすく、インパクトのある形で「見られる,触れるもの」として表現できたら、つまり「データの視覚化」を行えたら、データがもつ意味を、今までとは違う視点で「語らせる」ことができます。インタラクティブで、ナラティブな情報の表現を、プログラムを使って実現します。
高等学校や大学では、データサイエンスを学ぶためのカリキュラム作りが進められています。データの視覚化はその学びの一環と言えます。

「データ視覚化」と言った時、大きく3つの段階があるでしょう。
視覚化ステップ


プログラムを使って、データを動きのある形で視覚化したもの多くの人に見てもらうには、Webページに載せるのが有効な手段です。そこで、この教材では、Webブラウザー上で実行可能なプログラム言語であるJavaScriptを使います。

p5.jsとDatamate.js

JavaScript言語で、ゼロからすべてプログラムを書く必要はありません。小さな働きをするプログラムの部品が「ライブラリ」として、たくさん開発されています。それを使えば、比較的容易に目的のプログラムを作成することができます。

この教材では次の2つのライブラリを使います。
インタラクティブなモーショングラフィックスを、簡単にWebブラウザ上で実行することができるp5.jsと、データ視覚化を手助けするライブラリDatamate.jsを使うことで、第3段階の表現をめざします。
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